遺言書の効力その

遺言はいつか書き直しましょう!

公正証書遺言を一度作ると安心してしまう人が多いようです。これで遺産争いは生じない、全て上手く行くと自分勝手に錯覚してしまうようです。遺言を作成した後すぐ遺言者が死ぬのなら、話は簡単です。でも現実には、遺言者が予想に反して長生きしたり、相続人が先に死亡してしまったりすることがよくあります。また、長生きしている間に、自分の考えが変わったりすることもあるはずです。考えが変わったり、相続人が変更になった場合は、作り直しをするべきでしょう。公正証書遺言の再作成費用などがもったいない気がしますが、現在の考えと違う遺言内容が実現されるとしたら、もったいないどころではないはずです。長くても3年乃至5年に一度は遺言内容を見直ししましょう。遺言内容を知っている相続人(受遺者)がいるならば、今後考えが変われば書き直す旨伝えておくことにより、遺言者が最後まで大切にしてもらえるのではないでしょうか。

どら息子や養子から遺言を無理やり書かされた途端、「まだ生きとったんか」とお年寄りの遺言者が罵倒されているという悲しい現実もあるようです。